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| 作詞 南 東西 |
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少年が持って旅立ったものは オンボロバッグに汚い上着
望めぬ場所から旅立って 終わりの見えない道を往く
丈夫なバッグは買えないけれど 綺麗な服も持てないけれど
信じてるものは一つだけ
君が歩いたその道は きっとすぐに消えるだろう
憶えているのは 君一人だけ
君が信じたその道は きっと誰もが見向きもしない
信じているのは 君一人だけ
信じられるのは 君一人だけ
少年が両手に掲げたものは 小さな剣に薄っぺらい盾
戦うための大切な武器 皆は揃って笑うんだ
格好いい剣じゃないけれど ぶ厚い盾でもないけれど
戦えるのは きっと自分だけ
君が転んだその傷は きっと誰もが気付かない
知っているのは 君一人だけ
君が戦ったその場所は きっと誰もが知らない場所
泣き続けたのは 君一人だけ
戦い疲れたのは 自分だけ
いつか 信じた場所に辿り着けたなら
いつか 目指した光を掴めたのなら
汗にまみれたその上着は どんな鎧よりも輝くだろう
少年が持って旅立ったのは 小さな希望とでっかい夢
少年が両手に掲げたものは 小さな刃と真っ赤な情熱
進むための大切な意志 戦う為の大切な勇気
高く掲げたその手の平に 目指す標はいつも在る
進むと決めるのは自分自身
いつか辿りついたなら きっと誰もが知るだろう
いつか戦い終えたなら きっと誰もが気付くだろう
君が歩いたその道を いつか誰かが歩くだろう
君が目指したその場所は きっと誰かが目指す場所
信じているのは 君一人だけ
信じられるのは 君一人だけ
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