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糸
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作詞 黒翼色 |
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ボクの身体には糸が絡まっている
ボクはそれをとろうともがいている
糸は複雑に絡まっていてとれない
もがけばもがくほど複雑に絡んでいく
ボクはもがきつづける闇の中でずっと
自分で自分を苦しめていく堕ちていく
救いの手を求めて手を伸ばしてみても
闇を掴もうとしているようにしか見えない
声を出しても絡みついた糸が邪魔して
上手く言葉にならない上手く伝わらない
噛み切ろうにも糸は硬くて切れない
刃物じゃないと切れないのだろうか
友の名を呼んでも友は走って逃げていく
親を呼んでも嫌そうな顔して消えていく
信頼している人皆目の前から消えていく
信頼していた好きな人も友も消えていく
「待って」と叫んでも聞こえないふり
闇の中一人糸から抜け出そうともがく
もがけばもがくほど抜け出せなくなる
ギリギリとボクの身体にくいこんでいく
もうボクは助からないのだろうか一人で
涙を流しながら息をひきとるのだろうか
そんなの嫌だよねぇ、誰か助けてよ
今少しだけ信じている二人もボクを
おいていってしまうのだろうか
「信じて」あれは嘘の優しさだったの
本当に信じようとしたのに裏切るの
ある人はこう言った「急がなくていい
焦らなくていいでも、信じてほしい」
「信じてほしい」少しだけ嘘に聞こえる
いつか裏切られるそんな気がするから
今まで何回も裏切られてしまったから
アナタの全てを信じれるかわからないけど
少しぐらいならアナタを信じてみようと思う
裏切りはもう経験したくない信じさせて
人を好きになるなんてこと忘れてしまった
人に好きになってもらうなんてこと忘れてしまった
どんな気持ちになるんだっけわからくなった
ボクは人を好きになったり好きになってもらえるかな
誰かの温もりを感じたい強く抱きしめてもらいたい
優しい声でボクの名前を何度も何度も呼んでもらいたい
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