|
|
|
狂走曲
|
作詞 愁弥.H |
|
蝉の声が酷く近く聞こえる
コンクリートに塗装された道路は
やけに暑い
憎たらしいほど晴れてる空は
暑くてばててる俺を
馬鹿にして笑っているような
真っ青な深い色
風鈴なんかも風が無けりゃ意味が無い
いつもゼリーの中にいるような不快感
まるで躰に何かがまとわりついているような
いっそもう、南極か北極に行きたい
涼しいところで白熊とかペンギンと
友達になりたい
馬鹿げてる
こんな暑いのに家にいるなんて
そんなことを思って外へ飛び出した
太陽も厭らしく笑ってる
何もかもが癪に障って腹が立ってくる
空は絵の具を塗りたくったような青
暑っ苦しい真っ白な入道雲が広がって
まわりをみたら陽炎が漂っている
何の変哲も無いただ暑いだけの夏の日
|
|
|