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足跡
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作詞 Zacrro 〜柘榴〜 |
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貴方の車窓から 外を覗きこめば
何処まででも続いていそうな 青く 儚い 海。
助手席から貴方の横顔を ずっと見ている 時間が
何よりも 私にとって 何かをくれた気がした
潮風を感じながら 歩いた砂浜
二人の足跡を 波が消していく…
懐かしい匂いに 黄昏た 波の音
繋いだ手の意味を感じながら
波が追いかけてくるように 貴方から離れたくない
「一夏の思い出」なんて 一言で済ましたくない
私にとって貴方と過した時間はかけがえの無いモノ
風は私の心を運ぶ… 貴方の足跡を残して…
波間に揺らめいていた 月の姿も
貴方の微笑んだ 横顔を消せない…
夜空の映える蒼 重なる 海の色
真っ白な 砂浜に 貴方の名前を 書くよ
今は見つからなくても… きっと何処かに在るさ
失くしたわけじゃない ただ少し目を背けているだけ
人はこの世を去れば 星になると言うけれど…
私は星になりたくない もっと貴方の傍で 居られれば…
今は、それで良いんです。
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