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蝋燭
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作詞 Fujiさん |
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錆びついた羅針盤が
軋んだ愛のカラクリを仕組んで
僕らはきっと綺麗な
蝋燭の炎に見とれていたんだろう
清潔な記憶だけでふたりを創るとき
それは僕らであり、きっと僕らではない
食べかけの夏蜜柑が
酸っぱくて少し苦くて苦いから
僕らもきっと綺麗に
甘い瞬間だけを食べてはいけないんだ
不実な残像だけでふたりを繋ぐとき
愛の輪郭がそっくり、表\れるのだろう
僕らもきっと蝋燭のように
ひとときの愛を燃え上がらせてた
清潔な記憶だけでふたりを創るとき
それは僕らであり、きっと僕らではない
偏った愛のバランスで天秤はつりあってた
それが僕らであり、僕らの愛だったのだろう
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