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帰り道
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作詞 一就 |
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緑色の木々が 並ぶ通りを抜けていく
突き当たりの交差点を 左に曲がる
茶色の地下道を ブレーキ握りしめ渡って
次の交差点を 右に曲がる
夕焼けが見えると 黄色い電車が通る
遮断機が上がると また歩き出す
大きなビルが並ぶ 小さなコンビニがある
あとは一直線に 国道を走る
あと少し後ろから 知り合いの声
そっと振り返ってみるけれど
知らないふり 知っているふり
君は横目で僕を見る
帰り道 夕日を背にしている
「今日は昨日より高く」
横切る車をよけて
またいい人ぶっている
だから今日も僕は思うのさ
いい加減 無理にも飽きてきた
ファーストフード店を 右に曲がればあいつの家
白い三角屋根の家の 隣りは君の家
夕日はいつの日も 変わらなく赤く燃えている
人は時間が経てば 変わっていくもの
目をそらしても 顔を伏せてても
見られているような気がする
冷たい目で遠くから
君は僕を見てるんだろう
帰り道 夕日を背にしている
「明日は今日より高く」
つまずいたって転んだって
ほら手を差しのべるよ
プライドが高くたっていい
自信がないよりはマシだろう
つまらない強さなんていらない
帰り道 今日を振り返る
自分が出来たことを
家に着く 明日を考える
自分が出来ることを
きっと未来は僕らのためにある
そう信じた方が楽しい
かけがえのない宝物を
いつも胸に持っている
不思議なほど大きくなってる
自分は今 この道を帰ってる
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