|
|
|
恋恋─レンレン─
|
作詞 伊緒 |
|
彼女と来たこの浜辺には今も香りが残っている
砂も水も風も空もみんな憶えていて
全てが幻みたいに
彼女はもう僕を忘れてしまったのかな
人もまばらなこの浜で微かに聞こえるあの日の声
「ありがとう」なんて言葉聞きたくなかったよ
ずっと一緒だよって言ったよね?
やっぱり君と居た日々は幻だったのかな
毎日が楽しくて些細なことではしゃいでいた
彼女は居るだけでよかったのに
時間を取り戻せるならもう一回やり直したかった
少し湿った砂の上に座ってみて気付く
彼女の温もりだと
波打ち際に指で書いたあの頃の夢は
静かに音を立てて波が消し去っていった「さよなら」
「帰ってきて」なんて言葉言えるはずないよ
君だってわかっているくせに
それでも別れないといけないんだね
もし忘れてしまっても僕はずっと憶えているよ
一緒に使った物もとって置くから
いつ帰ってきても困らないように・・・
どうやっても最後の笑顔が胸に焦げついて
あの風景と共にある
二人だけの海には未練だけが残っているのかな
本当に彼女は綺麗でした
|
|
|