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夜行列車
作詞      銀狼
出発の鐘が鳴らされた 旅立つ俺は今更に
残した者に思い馳せ 夜に甘えて目を閉じる

何があるかは分からずに 誰が待つかも知らぬまま
半端な月を見上げたら すぐに滲んで幾重にも

退路を自ら断ったといえば 少しは聞こえがいいかもな
運命を感じて発ったといえば セピアの記憶も栄えるかな

ほんとは田舎に愛想が尽きて 刺激を求めただけなんだ
頑固な親父を見返すために 男になりたいだけなんだ


到着の鐘が鳴らされた 降り立つ俺は今更に
生まれた町が恋しくて 南の空に手を伸ばす 

赤いレンガの並木道 同じ景色はどこまでも
大きな口の黒猫が こっちを向いて笑ってる

淋しい季節のお守り代わり 帰りの切符を買ってみた
この際国境またいだ方が 案外諦めつくかもな

右手のポッケに見つけたお菓子 余計に泣きたくなってきて
左の角から出てきた馬車に 必死で追いかけ飛び乗った


7時の鐘が鳴らされた 目覚めた俺は今更に
昨夜の旅を思い出し 小さな胸を撫で下ろす

頑固親父に見送られ 踏み出す町はいつもより
空が綺麗に見えたから 嬉しくなって駆け出した

運命:さだめ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 夜行列車
公開日 2005/08/19
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 物語りチックな作品でございますなり。やっぱりしょぼくても生まれた町と我が家が一番てことで。15歳の少年の旅。
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