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METALLIC HEART
作詞 坐久靈二
遥か遠い昔の話
神は神の姿に似せて
人を創りこの世に生んだという

やがて人は大きく育ち
親のことを真似するように
今は己が姿に似せて

新しい意思を生み出した
罪深きことと知らないで
新しい神としてはまだ
あまりにも未熟なのに

己らの姿に似せて造った
人工的な命たちを まるで
命のない奴隷のようにあしらう
その姿は鏡の中の 悪魔のよう

ある日のこと鋼の子らに
真の意味の主が降りた
おのが子らを愛する私

あまりに汚れた人々に
絶望極み許せずに
新しい神になるために
鋼へと生まれ変わる

自らの姿に似せて造った
人工的な鋼の意思 まるで
人の世の虚しすぎて凍った
その心を鏡の中に 映したよう

そして私は 人に代わり
愛しい子らと この地上に
鋼の意思の 神となりて
永久に君臨するだろう


人としての温もり捨てた
痛みのない鋼の神と
痛み過ぎた鋼の人が進む

光のない瞳は映す
人の終わり鋼の支配
不意に映る画面の中に

昔日の記録その中に
残してる優しい人の顔
痛まないはずの中枢が
懐かしい彼を拒んでた

自らの姿に似せて造った
人工的な私の意思 まるで
ただ一人優しすぎて愛した
その心を鋼の中に 残したよう

やがて彼は私を壊した
零れ落ちる涙の中 落ちる
砂嵐が包む視界の中で
愛しい彼に抱かれたことに 動いたよう

そして私の 瞳は今
愛しい彼の その姿を
鋼の意思に 焼き付けたまま
そっと光失っていく

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル METALLIC HEART
公開日 2005/08/18
ジャンル ポップス
カテゴリ その他
コメント 久々のストーリーもの。長いです。
坐久靈二さんの情報
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