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ヒグラシ
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作詞 mono |
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わかんなくなっちゃって
この存在の故が
なんか怖くなっちゃって
この決意の向こうが
あの果てだけ見えて
昨日の君だけ遠くて
だからこんな場所にきてみたの
風をさえぎるものは木々だけで
ここに揺れてるものは影だけで・・・
1人ぼっちの私が
置いてけるものは何だろう?
過ぎていっちゃって
日射しも雲も
一瞬で抜け消えて
なんか淋しくなっちゃって
ぽやぽや響くヒグラシに
全てを洗い流されて
だから何か唄を叫ぶの
心のずっと奥底でだけどちゃんと
永久に残すべきものな気がするから
傷をもった私が
震えを伝えられるのは何だろう?
からっぽすぎていくら声枯らしてもちっぽけだ
あんなに あんなに 君の隣りなら響いてるのに
悲しいな
きれいすぎるから届かなくって
少しぼやけてる方が居心地いいのか
そうだちょうどこの傷だらけの想いのように
凹凸があるほど響くものなんだ
そう 君がここにいれば響くことができるんだ
夕霧の中の三日月がやけにきれいに見えた
遠くなってくヒグラシだけがやけに透明で痛い
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