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包帯プレイ
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作詞 Van |
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幼い頃に描いた未来は どっかへ行ってしまった
限りなく続くなんてこと ないと確かに気づいていた
雲を追って走るたびに いつもの交差点で転ぶ
頭を撫でるあなたの手が 優しくて我慢してた涙が流れる
救急箱抱えてきて 「ぶつけた所出して」って
手当てする傍らで はみ出した包帯はいい匂いがした
誰もいない隙を突いて 押入れにそっと忍び足
引き摺り出した包帯は あの時の匂いがした
悪戯に腕に巻き 遊んでみるけど
ミイラ男になるには 短すぎるかなぁ
大人になると描いた未来は 目の前横切っていく
果てしなく伸びるなんてこと ないと今更後悔した
夢を追って走っていた いつもの交差点は過ぎて
昨日と同じ繰り返しに 虚しくて我慢できず涙が流れた
救急箱どこだっけな? あなたなら知っているのに
手当てするやり方も あなたなら知っているのに もういない
誰もいない家は暗く 音を立てずに、と忍び足
やっぱり腕の包帯は あの時の匂いがした
悪戯に腕に巻き 結んでみるけど
少し緩いな どうする? 歯で引っ張るかな
多少なら傷ついて 逝きたくなるけど
ミイラ男になるには 短すぎるかなぁ
あなたが逝った年齢(とし)まで 過ごしてみるかなぁ
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