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完璧な死
作詞 傍聴人その1
闇の心をもつ俺は三日月に7本の弦を張り
心をその裏に閉じこめた。
満月まで一本ずつ弦は切れ、心はやがて消滅するだろう。
そして日食で生じた太陽の穴にはこの肉体を葬り去ろう。
果たして、完璧な死は存在するんだろうか?
カラス達よ、誰かの心に残る俺の肉片を拾い集めてくれ。
網膜に焼き付いた俺の残像をそのくちばしで打ち砕いてくれ。
闇の犬達よ、誰かの耳に残る俺の歌を食いちぎり
残った骨を古い樫の木の下に埋めてくれ。
仕上げに砂時計をひっくり返すとしよう。
俺の上に降り積もる銀の砂がつきるとき
完璧な死が完成することを祈って。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 完璧な死
公開日 2005/08/16
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント ブラックで叙情的な詩を書いてみました。
傍聴人その1さんの情報
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