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作詞 ベルーノ |
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風を感じたのは
あれが最後で
瞼の裏で想ったことも言えずに
弾けて消えたのさ
君は座敷牢に篭って
膝を抱えて待ってるよ
きっと僕が来ることを
ひとつだけ光ってる
あそこだけ安らげる
瞳は開かないけど 口は動かないけど
まだ潰れてはいないから
届けよう
相変わらず尖ってるね
最初に走り過ぎたなら少し休もう
もう足は無いから
格好の良い羽根なら
ふわふわ飛んで行く
もしも鳥だったらなんて
下らない質問はしないさ
君は鳥だったから
孤独で固めた
光る椅子に座って
君はまだ待ってるのかい
何時までも僕を
突然無くなっていく
脆くて儚いものが
なによりも頼もしいとは
知らなかったんだ
君は今僕と同じものを見ている筈
なら一緒に居ても良いかい
宇宙の神秘の隙間で
映えた美しい君は
今僕の眼に映ってる
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