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深海
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作詞 黒翼色 |
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深く暗い海の中光の射さない場所
隠れるように住んでいる生き物たち
人間は生き物たちの存在を知らない
人間の手の届かない場所に住んでいるから
冷たい水を全身で感じらながら生きている
寒いなんて思ったことは一度もない
でも、寂しいと思うことは多々ある
仲間もいない友もいない敵もいない
そんな場所にひっそりと暮らしているから
この場所から動こうなんて思ったことない
ここが好きだからたぶんそういう理由だろう
ゴツゴツとした岩に身体をのせて
何もない水の中を見渡してみた
その行為には何の意味もなくて
寂しさが増えて涙が零れそうになった
でも、涙は水に溶けて消えてしまった
何かに問い掛けても返事は返ってこない
僕以外に何もいないからあたりまえだけど
本当は誰かに返事をしてもらいたいと願ってる
でも、願いは届かないあまりにも遠いから
寂しいって気持ちが僕を眠りへと誘っていく
眠ったら僕は寂しさから逃れられるかな
逃れられるのなら喜んで眠りにつくだろう
眠ったらもう夢から覚めたくないから
永遠の眠りがほしい永遠の眠りをください
僕を楽にしてくださいこの願いだけでも届いて
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