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君の苗字もない街へ
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作詞 チャールズ荒木 |
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ターミナルは何故か冷たく 僕を憂鬱にさせる
これから始まる全てのこと 教えたい人がいたのに、前まで
何もかも特別だった日 全てが夢色染まり
朝日も夕日も区別はなく 眠らない快を知った
一緒に来られはしないのか ひきつった笑みに涙がこぼれる
今向かう異国の土地には 君の苗字すらないのさ
風と空とが入り混じり 太陽近いよ
写真じゃダメだよ 君に見せたいよ
コースターにじむ 赤く丸い輪を
線で分けたなら 少し眠ろうか・・・
その土地にやさしい人たち 穏やかな緑の香い
心の痛い場所話した あの星散らばる 草原のようさ
お互いをつないだメールも 結局、君傷つけていた
薄暗い部屋とあのステレオ 擦り切れたカウチもそのまま
やっぱり来られはしないのか 僕を見つめて 小さくうなずく
やわらかい髪の毛が揺れる そっと抱きたくなる背丈
川の上橋が見える ビル風に包んで
君を守りたい 命、絶とうとも
明日は今日より笑っていられる
願いむなしくも 枕をぬらす
今でも、今でも 少しも ちっとも これっぽちも
変われない僕を どうか窘めて
星々の中の きらめく君の星
隙間があるなら 僕を降り立たせてくれないか・・・
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