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この時よ
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作詞 おちこ |
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打ち上げ花火があがるたびに
君の横顔を照らし出す
君の隣であたしは花火を眺めて
「こんな時間がずっと続けばいい」
そう願っていた
たくさんの人ごみの中
はぐれないようにってそっと手を握って歩いた車までの帰り道
並ぶのは
あたしと君の影
重なり合ってひとつになった
あたしは影を見ながら
「時間が止まってしまえばいいのに」
そう願っていた
けれど
時間は砂時計のように
さらさらと流れていってしまう
時間が止まることは決してない
だから、
この時よ
この時間よ
「止まれ」とは言わないよ
だから
「ゆっくり」進め
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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