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焼失
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作詞 ベルーノ |
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快楽を覚えた指が
自分の体を犯していく
まだ振動が判らなくて
平然と立ってるのさ
白く汚れた布が
君の想いを剥ぎ取っていく
日めくりカレンダーは
捲るのが面倒臭いの
全部焼いてしまって
其々は絵を描きながら
涙を零していく
大声で呼んだのさ
君の名前を 聞こえたかい
澱んだ水面にそっと接吻(くちづけ)た
只 立ち尽くして待ってたのさ
振り向いたって前を向いたって
貴方は居なかったけど
溜まった涙を拭いながら天を仰いだら
あの雲が貴方の面影を守っている
掠れた声がそっと迷っている
睨んだ通りに僕はエンターキーを押した
そんな妖艶な誰かの笑顔で
君も微笑んでくれますか
造りかけのカラクリで
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