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団扇
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作詞 礼央菜 |
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暑い暑い部屋の中で一人
右手には仰ぐもの
時計をみたってあたりは何にも変わらない
蝉の声が煩く聞こえる部屋の中
「もうちょっとボリューム下げて」
そう云ったって収まらないでしょ
開け
碧い夜空よ
両手をひろげて 風を感じたい
仰ぎ仰いで 風を感じる
石垣の壁こえて 見えるのは青空?
出てゆこう 乾いたこの場所
ランドセル持て余して笑って
いたときもあったよねぇ
そっとalbum めくり返して微笑み返すあの頃
現実に戻ってみれば
何も変わらないもんだよね
でも飛び出してみたいから
開け
紅い太陽
素足で大地を踏みしめてみよう
素肌で大地に寝転んでみよう
海をかきわけて 見えるのはレジェンド
それとも未知の世界かな・・・ 感じるのは熱い風
まだ まだ 終わりはしないのさ
虚ろな瞳を どうにか起こしてしまいなさい
少し冷たい夜風に当たりながら
もうちょっと 考えてみようよ
開け
緑の大地
両手をひろげて 風を感じたい
仰ぎ仰いで 風を感じる
揺らぐ風は 風鈴の音も近く
あしたは晴れかな、満月の星空
あしたもまた晴れかな
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