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鍵
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作詞 アンドロイド |
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この足で地面を踏んでから
無数に流れた時間の中で
僕はこの小さな手で
いったい何をつかんできただろう
感動で流した涙も 太陽みたいに輝いた笑顔も
この手で必死にもがき取ったガラクタ
時間に埋もれてしまうのが怖くて
仁王立ちで唇かみ締める僕がいる
何をそんなに強がっているの
何をそんなに拒んでいるの
いいじゃないか
大きくなったふりなんかしないで
ガキみたいに夢見る人生も
さあ
握ったこぶし緩めて
集めたガラクタ胸にしまって
前を向いて進もう
まだつかんでいない今日の空
後ろ向いてたんじゃ届かないだろ
明日に流れる雲も まだ踏み入れてない無数の道も
いつかこの手で握ってやる
時にはそうやってまだまだ小さな手を
めいっぱい伸ばしてみたりしてさぁ
何が僕を待っているの
何が僕に襲い来るのか
いいじゃないか
数えきれない期待と不安に
正面からぶつかってく人生も
ほら
うつむいた顔上げて
ぬかるみに浸かった足上げて
胸を張って進もう
もう過ぎ去った昨日の空に
何かを求めても始まらないだろう
いつかこの足であの虹を
いつかこの手であの太陽を
いつか胸にしまえる日がくるから
まだまだ小さな僕のこの手が
幾千もの道を開く鍵になるから
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