|
|
|
影送り
|
作詞 少年子 |
|
それは僕の心に浸透して
黒い夕闇が渦巻く
その手を握り締めても君は遠くて
その手も声も影に消える
足から揺らめくその影は
まっすぐ僕を貫いていた
足跡さえ残さない君
向こう岸のドアに辿り着いたら君は
躊躇わず僕を置いていってしまうんだね
残されたのは黒き点の僕
ただ君の残り香を胸に溜めて
涙でかすれる声も
伸ばされた手も
その目も
全て影送りの跡なら
今此処でどうか夕闇に消して貰いたい
忘れて 忘れないで あの影送り
どうか 君に僕がいますように
消してくれますように
サヨナラ
|
|
|
本作品の著作権は作詞者に帰属します。
|
|
|
|