|
|
|
real×real
|
作詞 時雨乱花 |
|
例えば空が雲で隠れてしまったとして
僕には青い空を見る方法などありはしない
それと同じで どんなに未来を見ようとしても
それは想像で 真実ではないんだ
町の中で一人息を吐き出して見た 空は僕を見下ろしていた
今の現実から逃げ出したくて
もがいて 走っていたつもりでも
それは僕がそう思っていただけで
本当は何もしていなかった
ポケットの中を手で探って掴まえたものは
過去 未来 どちらに続く扉の鍵だったのだろう
過去を消したい僕と 未来を見つけたい僕
どちらにしても今を見ようとはしない僕
下を向いていたことに気づいたとしても 顔を上げる勇気が出せない
無駄だということはわかっていたけど
目をそらしてうつむいていたんだ
ただ何も見ずに生きていくことが
傷つかない生き方と信じて
今のままでは何も変わらない
知っていたから 余計につらくて
だから今ここで顔上げてみようか
何か変わるかもしれないから
|
|
|