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アホとボケ
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作詞 弥生 |
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気づけばいつもアンタがおった
「暑苦しい、あっち行かんかい!アホ!」
「アンタがあっち行け!ボケ!」
なんていう冗談も何だかんだで楽しくて
小さい頃から こんなんやったから
これからも―\―\―\って
思とった
なのに・・・
それはあたしのカンチガイで
アンタは今日
どっか遠いとこに行くんやってね
「あぁーそう、それはヨカッタ」
「こっちかてヨカッタわ」
それは悲しみを隠すための言葉やったのに
ぜんぜん隠せんくて
お互い足元に
小さな 小さな
海をつくった
「何 泣いてるんよー」
「何言うとるん!泣いてへんわ!ボケ!アンタかて目から水出とるで」
「そんなん出てへんもん!!目ぇ悪いんちゃうか?アホ!!」
―\何年ぶりやろね
こんなに泣いたんは
また次 会ったときには
もう少し 素直になれとるかな・・・
「元気でな!アホ!!」
「そっちこそ元気でな!ボケ!!」
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