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嗤う着グルミ
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作詞 ベルーノ |
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「届いたら良いね貴方に」
これが僕の脳でぐるぐる回ってる悩みの種
好きにしてよ 僕だって貴方が好きさ
繋がらない回線はもう嫌だ
広い湖に映える貴方の笑顔
それは逆さまだったけど
其処まで届かない事は無い
湿り気を帯びた貴方の髪は
風に靡かず重たそうだね
片仮名の文字が似合う
激戦区のど真ん中で
狭まった裏路地を引き裂いて
生温かい驟雨を飲乾して
僕の欲情を抑エテ
サイレンとどよめきを交えて
除外された虚空の鳥人
ある列車から想う旅情の足跡
冷たい粉雪が舞うあの場所
取り交わす言葉は抑揚が無い
安いワインの樽を買い占めてしまって
今すぐに
駄賃は払わないさ
いい仕事を探して来い
黒目がちの瞳は可愛いよ
飛び立つ貴方へ丁稚奉公
奇怪に嗤う
着グルミの貴方
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