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夕立ち
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作詞 にしおかかなこ |
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水はけの悪い脇道 コンクリートの水溜り
音たてて車輪が水を跳ねる
生温い空気越えて すべるペダル無理に踏んで
坂上ったら風吹いて 並木から雫が落ちる
息で曇るからって 不意にはずしたメガネ
頬にあてた指のすき間から見える「どうしよう」の瞳
雨が降ったら次は晴れ 運んでく光と雫
全部流してしまうには やっぱ時間が足りないな
10分もしたら全部乾いてしまうだろう
外は明るいのに雨 君は笑うのに何故?
この黒い雲 晴らしてよ 雷まで落ちてきそうだ
重たすぎる塾のかばん ハンドルの操作が鈍る
下り坂スピード上げすぎて一つ道曲がり損ねた
雨が降ったら心濡れ ネガティブは許容量を超え
全部忘れてしまうには ちょっと時間が長すぎるな
せめて家に着くまでに何とかしないと
強い日差し 夕立ち 夏はまだ残ってる
雨が降ったら次は晴れ 失恋も気合いで晴らせ
全部流してしまったって 全く問題ないね
結局ヒタるのなんて5分で充分
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