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切り替えしの必要性について
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作詞 tuyoshi |
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切り返し(打ち返し)は、十\分練習することで、剣道上達の近道となり、基礎を養うのにも有効な方法である。方法としては、(イ)その場の連続左右面打ち。(ロ)前進連続左右面打ち。(ハ)後退連続左右面打ち。(ニ)正面-前進連続左右面打ち(ホ)正面ー後退連続左右面打ち(ヘ)正面ー前進左右面打ちー後退連続左右面打ちー正面がある。効果としては、(イ)体制を整え身体を柔軟にし、手足の力を増す。(ロ)身体を強くし、間合いを知り、打突を正確にする。(ハ)両手の腕力を平均にし、前後左右身体の動作を敏捷にする。注意事項としては、(イ)両肩、両腕をやわらく力を抜く。(ロ)動作は大きく正確にする。(ハ)左拳は」身体の中心線からはずれないようにする。(ニ)刃筋を正しくする。(ホ)両拳のしばりと足の運びを一致させる。とあります。
次に、打突の機会です。打つべき機会は、いくつもありますが、その主なものは、おおむね次の7つあります。(1)出頭(起こり頭)相手が動作を起こそうとするところを打つ。(2)受け止めたところ 相手の打突に対して受け止めることは、打たれないが、また打つこともできない。相手に受け止められたとき、次に変化してあくまでも打突していく。(3)尽きたところ 尽きるとは、体力又は気力がつきるとか、技が尽きることをいう。その尽きたところを打つ。(4)実を避けて虚を打つ 相手が注意をはらっているところは実で、強いところであり、これを避けて虚である弱いところを打つ。(5)急がせて打つ(6)居ついたところを打つ 心の動きが一次停止して臨機応変の活動を失い動かぬところを打つ。(7)狐疑心が生じた瞬間 狐疑心とは、疑惑する心をいう。その心の生じた瞬間を打つ。なお、(1)、(2)、(3)は最も良い打突の機会であるので、「三つの許さぬところ」といわれている。
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