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名もない街で
作詞 月猫
暗く湿った街の片隅、
空を見上げる子どもがひとり。
空に救いがないことくらい、
すでに悟った瞳をしていた。

子どもは誰もいない道ばた、
ただ歌う、何を祈るでもなく。

きれいごとなんて大嫌いだよ、
今まで僕にはこの世界など
きれいに見えたことがないから。


重く冷たい雪が降る街、
ひとり震える子どもが座る。
わずか安らぎ片手に抱いて、
夜が無言で街を包んだ。

子どもは誰もいないこの夜、
ただ思う、何を悼むでもなく。

寒さより痛みよりもっとずっと
辛いのは孤独、ひとりぼっちだよ。
だからもう僕は眠ることにする。


子どもは誰もいないこの世で
ただ眠る、二度と覚めることなく。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 名もない街で
公開日 2005/08/06
ジャンル ポップス
カテゴリ その他
コメント 滅びた世界にひとり残された子ども、というイメージです。
月猫さんの情報
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