|
|
|
夏の絵
|
作詞 あずピー |
|
あの暑い教室にセミの声だけが響く
この真っ白のキャンパスに
何を描くのだろう
汗流れ にじむ色がやけに鮮やかで
ゆっくりと流れるこの時間を
君と二人すごしている
色づいてきたキャンパスが
ぼやけて白くなっていく
目をこすり 手を当てる
色はもどってこないんだ
心では描けた絵が
君の前では崩れていくんだ
不器用でもどかしいこの気持ち
焼き尽くされる この真夏の太陽に
キャンパスに残る点と点が
作るかすかな希望に
いつか僕らしい絵を描き足すんだ
あの暑かった教室は
セミの声も聞こえない
僕が描いてきたキャンパスは
幻だったんだ
この真夏の太陽の
|
|
|