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ALIVE
作詞 黒翼色
太陽の光が身体にあたっている
黒い影が後ろへとのびている
熱を帯びていく僕の身体
しばらく冷めることはないだろう

空を見上げると白く輝く太陽と
雲一つ無い青空が僕の目を奪った

手の甲を空へ向けると太陽が
僕の手の甲を焼くように
僕の光を与えてくれている
熱いという感覚が僕を襲う
身体中が熱を帯びていく
これが生きてるって証かなって
一人で手を眺めながら考えた

雨が僕の身体を濡らしていく
急激に冷えていく僕の身体
頭から滝のように零れる雨
雨は涙のように頬をつたった

感情も熱も記憶も雨と一緒に
何処かへ攫っていってくれないか

やみそうにない雨にうたれながら
今僕の持っている全てを雨と共に
攫っていってほしいと強く願った
雨にそんな力はなくただただ僕の
身体を濡らし熱を奪っていくだけだった
雨は望みを叶えてはくれなかった
雨は無言のまま何処かへ流れていった

雨は強さを増して僕の全てを冷やした
身体を感情を精神を氷のように冷たく
なるまでゆっくりと確実に冷やしていった
まるで雨の中に大きな氷の塊が置いてある
かのように僕はその場に立ち尽くしていた
何の変化もない空を見上げながら雨を浴び
今自分は何を望んでいるのか考え直してみた

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル ALIVE
公開日 2005/07/30
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 生きているって何だろうって考えていたらできた詞です。「雨」というのがメインになってるような詞ですが・・・。
黒翼色さんの情報
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