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ALIVE
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作詞 黒翼色 |
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太陽の光が身体にあたっている
黒い影が後ろへとのびている
熱を帯びていく僕の身体
しばらく冷めることはないだろう
空を見上げると白く輝く太陽と
雲一つ無い青空が僕の目を奪った
手の甲を空へ向けると太陽が
僕の手の甲を焼くように
僕の光を与えてくれている
熱いという感覚が僕を襲う
身体中が熱を帯びていく
これが生きてるって証かなって
一人で手を眺めながら考えた
雨が僕の身体を濡らしていく
急激に冷えていく僕の身体
頭から滝のように零れる雨
雨は涙のように頬をつたった
感情も熱も記憶も雨と一緒に
何処かへ攫っていってくれないか
やみそうにない雨にうたれながら
今僕の持っている全てを雨と共に
攫っていってほしいと強く願った
雨にそんな力はなくただただ僕の
身体を濡らし熱を奪っていくだけだった
雨は望みを叶えてはくれなかった
雨は無言のまま何処かへ流れていった
雨は強さを増して僕の全てを冷やした
身体を感情を精神を氷のように冷たく
なるまでゆっくりと確実に冷やしていった
まるで雨の中に大きな氷の塊が置いてある
かのように僕はその場に立ち尽くしていた
何の変化もない空を見上げながら雨を浴び
今自分は何を望んでいるのか考え直してみた
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