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憧
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作詞 風雷 |
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空を舞う光(ちょう)を視て蛹(わたし)は育ち
ついに訪れた覚醒(めざめ)
成虫(わたし)の身体は光ではなかった
成虫の身体は闇(が)で・・・
それでも成虫は光を求めた・・・
そして・・・・・
何故幼虫(わたし)は生まれた?
醜い姿になるのなら
生まないでちょうだい
情けを掛けたいだけなら
生まないでちょうだい
どうせ埋まれる存在なら
何故・・・?
空を舞う光を視て蛹は育ち
ついに訪れた覚醒
成虫の身体は光ではなかった
成虫の身体は闇で・・・
それでも成虫は光を求めた・・・
どんなに美しいモノに紛れても
己の存在は消してはくれない
どんなにどんなに光に憧れても
己を忘れられない悲劇
空が泣けば己は
空を舞えず
光泣けば己は
闇にもなれず
それでもただ・・・
光になりたかった・・・
空を舞う光を視て蛹は育ち
ついに訪れた覚醒
成虫の身体は光ではなかった
成虫の身体は闇で・・・
それでも成虫は光を求めた・・・
そして・・・
温かい光を見つけた
誰にも邪魔されない
己だけの遠すぎた光
近すぎる
眩しすぎる光
光に飛び込む
赫い光・・?
温かい
熱い・・・?
広い空
塵の山・・?
身 体が 焼 か れる
遠 い 空 楽 園
今は も う 叶 わな い
わ た し は ただ
憧 れ て た だ け な の に・・・
憧 れ て た のに・・・・・
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