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キミの絵
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作詞 You |
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ぼくの慣れない
不器用な右手で
幼い頃からそばにいた君の絵を描こう
自分を「ぼく」と呼ぶ変わり者だった君を
いつも
君は得意なスケッチで
画用紙いっぱいにぼくの絵を描いてた
人一倍ヒドイくせ毛の髪と
人一倍長い濃いヒゲを
子供みたいに はしゃいで描いてた
別れぎわの最期までぼくの絵を描いてた
ふるえる綺麗なちいさな手で
最期に描かれた変な顔のぼくの絵いまでも
ぼくの部屋の隅に飾ってある
となりに居ないのがこんなに寂しいだなんて
となりに居ないだけでこんなに胸が痛むなんて
二人で迎えた不安で不確かな明日を
ひとりで迎える自信はないから
君の絵を描く
想いでだけで進めたペン先で描いた
ぼくの下手な絵を
あの時出し尽くした涙で滲んでいく
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