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空の狭間
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作詞 唄子 |
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何が楽しいとか 何が悲しいとか
すっかり冷えた心は 感覚が麻痺して気付かない
気が付けば笑っている 気が付けば泣いている
けど何かが欠けていて 探すけれど見つからない
何となくの日々と 意味のある日々と
望むのは後者だけど あるのは前者で
掴もうと手を伸ばすけれど 掴もうとするものが解らない
先は見えなくてもきっと朝は来るから なんとなく生きる準備
目を開けば光だって闇だって見える
只目を逸らしているだけで
歩いてみればどこへだって行けるだろう
只何処にも行かないだけで
自分の立つ位置も解らないまま 色んな空を仰ぐ
喉を潤し唄おうとも 唄う術を持たず
自分には何が必用なのか求めてみる術が欲しい
例えば笑ってみようか 世界は変わらないけれど
例えば泣いてみようか 世界は廻りつづけるから
例えば右手を掲げてみようか 何も掴めやしないけれど
例えば左手を掲げてみようか 何も掴もうとしないけれど
渇望する気持ちと裏腹に 未だ見つからない「渇望するもの」
誰かの教えは請わないが 自分ひとりじゃ無理だろう
そう気付いてる
気付いてしまったから 益々飢えていく心
募るイライラに圧し掛かる毎日
押し潰されそうで 足掻いてみるけれど 逃げ道はなくて
そんなギリギリの状態から
苦しくて淋しくて 泣きそうになるけれど 逃げる事はしない
この厳しい状況こそが たったひとつの自分の居る場所
決して逃げはしない 捨てはしない
自分の立つ位置も解らないまま 色んな空を仰ぐ
喉を潤し唄おうとも 唄う術を持たず
自分には何が必用なのか求めてみる術が欲しい
例えば笑ってみようか 世界は変わらないけれど
例えば泣いてみようか 世界は廻りつづけるから
例えば右手を掲げてみようか 何も掴めやしないけれど
例えば左手を掲げてみようか 何も掴もうとしないけれど
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