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偽善者
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作詞 帝都 |
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私の中には愛と温もりと自由がない
音という形成された物だけが入ってくる
意思なき弱き人間たちよ
せめて無であれ
外界の物と同化し透明であれ
強さなど求めることはない
弱く生きても支障はない
動くなら
私の視界に入らぬところで
音を発するなら
私に届かぬところで
意思なき弱き人間たりよ
せめて戯れでなく愛を
意思を持ち思考を持て
偽者の愛にだまされるな
それは愛ではない
愛に生きるなら
私に聞こえぬところで
思考を持つなら
私の近くで
ここに生まれてくるのが間違いだった
今頃気づく私も
意思なき弱き神の偽善者
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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