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空、快晴
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作詞 いんちょ |
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天井がだんだんと 近くなってくのがこわかった
まだ手は届かないけれど 前はあんなに遠かったのに
ぼくにはもう狭過ぎる 窓の外はくもり空でも
ぼくが大きくなったのか 部屋が小さくなったのか
これでも今まで もがいてきたんだこわかったから
ちからを抜けば浮くことを知ったのは 何もかも終わった後だった
世界のすべてだと思っていたものは 触れた瞬間 砕け散った
天井には穴 空は快晴 太陽がぼくを見据える
まぶしかったから 懸命に目を閉じたけど
空の広さが忘れられなくて もう一度まぶた開いた
なんとなくはわかっていたけど ぼくには足があったんだ
特別なことじゃあ 無いかもしれないけど
世界のすべてだと思っていた部屋を 初めて外から眺めてみた
なんて小さく ゆがんでいるんだ その日から大地がぼくのステージになった
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