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ペーパーハウス
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作詞 羽奈々 |
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模型みたいな造りの空間
何の現実味のないままに 時間とともに過ごす
単純なだけの素朴な宇宙
目を閉じても 開いてても 見えるのは暗い世界
この世の全ては判らないけど
僕の 僕だけの空間の広さなら判るはず
小さくも気持ち悪くもないような
心地よい空間でありたかった
今 僕だけが知っているその希望は
存在を感じることもないんだ
閉ざされた観賞用みたいな家
夢や希望もないがしろにして 暇を持て余す
何もない宇宙みたいな空間
腕伸ばしても 立って見ても 広がるものはない
全ての希望だとか評論だとか
I don\'t know でも知らないが為に生きていける
明るくも暗すぎない空間が
僕にはちょうどよい造りだった
この空間に漂っている新しい夢は
名前なんてものは何処にもないんだ
模型みたいな造りの空間
それがこの世の全てのように ここに過ごす
昼と夜が全ての世界
世界の果ては 信じられないくらいの 小ささだった
暗すぎも明るすぎもない空間
それがこの世の全てだと感じていた
ここ以外の世界に囁く夢や希望は
僕らの耳には遠いものだった
心地悪くも狭くもないような
この空間が世界だとしても
この場所に漂う言葉や希望の
タイトルは無い 僕以外知らない
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