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メールロック
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作詞 かえま |
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うつ伏せに寝っ転がったベッド
伝わる心臓の鼓動
戻らない時間にイラ立ちを覚えたり
過去にさえも欲情したり
携帯強く握り締めた
楽しかった時間のメールを読んだ
涙がにじむのはなんでだろう
メールロックがどうしてもとれない
「もういい加減諦めろよ」って
僕の耳元で囁き消える僕
どうしても どうしても嫌なんだ
理由が無いわけじゃない
メールを消すと僕らの過去も消えそうで
言い訳なんかじゃない
人を好きって気持ちが他人にわかるもんかって
周りに当り散らして また幸せ掴み逃がす
愛することでもらえた勇気
愛されたことでもらえた情熱
もっともっと好きになれた
ずっと一緒だと思い込んだ
これは後悔っていうのかな
あそこまで当たり前みたいに未来を作り上げて
無くしたときの寂しさなんて微塵も考えなかった
メールロック はずすと僕らの思い出まで消える
あの公園だって ベンチだって 遊具だって
何もかもこの世から消えてしまいそうで
僕は戸惑った 忘れるための空白だったのか
僕の中で君がぐちゃぐちゃに写る
もう こんな気持ち限界だ
こんなにも好きなのに君は離れるんだね
大好きな君なのに
メールロックはずせない僕は
イラ立ちを君にぶつけて「大嫌い」と言い放った
僕の行動全てが後悔色に染まる
隣で笑ってた君をもう一度横から見たい
ちょっと掠れてる電話口の君の声が聞きたい
素直なメールの新しい文面が欲しい
メールロックしてあるけど そろそろ新しいのが欲しい
どうせ二人っきりになったって素直になれなくて
メールきたって素っ気ないフリして
電話してる時だって押し黙ってるんだろ
こんなにも君が憎くて愛しいのは
こんなにも君が好きだから
メールロック何通あるだろう?
ごめんね やっぱり消せないよ
思い出でもいいと思った
僕らは確かに そこにいた
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