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人生の教科書
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作詞 悪鬼 |
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時間つぶしに本屋に立ち寄ってみた
街角のマイナーな本屋だった 汚れてる
だけど 果てしなく並ぶ本棚には
ホコリ被った本が沢山あった
誇り被った本が沢山あった
そこには人の行き方が書いてあって
誰の人生かもわからない だけど
こんな人生歩んでみたいって思うようになる
軽い財布を鳴らしながら 一番安い本を探してみた
「人生の教科書」それは一番古いのか
書いてあることがわからないぐらい
何かに似ているように感じてた 誰かに似てる
その本を買ってみて その本のとおりにやってみた
上手く行き過ぎる人生さ 幸せで満ちた水槽さ
だけど 周りの人間は僕を僕として見なかった
その本に書いてあったとおりやったのに
上手くいって 人生の勝ち組なのに
僕を僕として見てもらえなかった
失ったものが一つだけあった
必然的に捨てるハメになった 自分らしさ
もういらないと思った 自分らしさ
僕が僕でいられたから 笑えてた
笑顔が消えて だけど他の幸せがあって
それを勝ち組と読んだ僕は負け組だ
人生の教科書 けしてほしいと思っちゃいけない
買うことの出来ない 取り戻すことに出来ない
自分らしさ 友達を失うから・・・
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