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ウルフ
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作詞 ☆さと☆ |
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とある村の一人の少年は みんなに嘘をついた
少しでも僕を見て欲しくて みんなに嘘をついた
たちまち人はいなくなり いつしか孤独になっていた
術(すべ)をしらない少年は 嘘しか方法がなかった
そんな嘘つき少年にも 譲れない夢が1つある
そんな嘘つき少年にも 負けられない想いが1つある
それを知る人はいなくて 教える人もいなくて
応援してくれる相手もいないけど 負けたくない
「今までの特訓の成果を見せるんだ そりゃぁもう凄いんだぜ
向かってくる人みんなに勝って 頂点に立ってやるんだ」
現実はそこまで甘くなく すぐに負けてしまった
築き上げた自信すら 気づけば絶望に変わっていた
励ましてくれる人もいなくて 強がる人もいなくて
泣きつく人もいなくて 響き渡る泣き声を出すばかり
一人で孤独な少年の 嘘は誰も聞かなくなった
嘘つく相手のいない少年は 最後に自分に嘘をついた
「今までの特訓の成果は無駄じゃない まだまだ頑張れるさ
向かってくる人みんなに勝って 頂点に立ってやるんだ」
精一杯つき続けた嘘が 少年に勇気を与えた
そして彼がつき続けた嘘が 本当になった
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