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金魚
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作詞 Shino |
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花火が咲いて 向かえた夏
隣を通り過ぎる人達が 抱えているのは 想い出
あたしの片手が手にしているのは 喪失感
いつから その手が離れて
あたしの手は こんなにも冷え切ったんだろう
笑い声と共に散った花火
はだけた浴衣
手に残る温もり
あの夏に捕まえた 赤い金魚は
今どこを泳いでいるのかな
花火が散って 終わった夏
隣を歩く人達が 抱き締めているのは 想い出
あたしの片手がぶら下げているのは 一匹の金魚
いつから その目に映らなくて
あたしの目は 彷徨い始めたんだろう
泣き声と共に 散った花火
乱れた髪
目に映る残像
あの夏を泳いだ 赤い金魚は
今どこに辿り着いたのかな
笑い声と共に散った花火
はだけた浴衣
手に残る温もり
泣き声と共に 散った花火
乱れた髪
目に映る残像
あなたとの想い出の中を 泳ぎきった
赤い金魚は
今どこでどんな風に泳いでいるのかな
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