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ひ と つ だ け
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作詞 きなこ |
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そんなに 簡単に 私を突き放さないで
どうして ?
だって だって
確かに あの時 「 好きだよ 」 って言ってくれたじゃない
確かに あの時 触れ合った 手は 暖かくて
今でも 私の この手に 深く 残ってるのに
その 強く 、 強く 握ってくれてた手で
大きく 、 大きく 、 私に手を振るんだね
「 さよなら 」 って
一生の 別れみたいに
手を 振るんだね...
まだ 今さっきまで
ここに あったみたいに
はっきりと 覚えてる
あなたの その
顔いっぱい 笑う 笑顔
私より 一回り大きい ゴツゴツした 手
少し クセがかかった 柔らかな 髪の毛
意地悪そうに 私を呼ぶ 声
まっすぐ 夢に向かってる 瞳
少し 歩幅の 広い 歩き方
お願いだから
一気に 私から 奪おうとしないで
ひとつだっていいから
ここに 置いてってよ...
ひとつだけでも いいから
あなたと
過ごしたって 思い出が ほしいの...
あなたが 全部 ほしいなんて 言わないから
お願いだから
ひとつだけ...
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