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告白o
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作詞 *花穂*.☆。・.。☆ |
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「すきよo」
隣に座るあなたにそう呟いたら
「知ってるよo」
と横から声が返ってきたo
「・・・ならいいのo」
そう私が言ったら
「返事いらないの?」
とあなたが聞くo
「聞かなくても分かるo」
と答えると
彼はそれ以上何も言わなかったo
これで最後だと思った瞬間に
出会った日の彼の姿が
夏の夜の公園で花火を振り回す彼の姿が
落ち葉を踏んで歩く姿が
屋上から手を振って名前を呼んでくれた彼の姿が
いつだって笑ってた彼の姿が
頭いっぱいにあふれたo
思えばいつだってあたし達は友達だったのに
この気持ちはどこからきてしまったんだろうo
切なくて切なくて
「・・・すきだよo」
私はもう一度呟いてしまったo
彼は今度は
「・・・うんo」
と一言
答えてくれたo
困らせてごめんねo
今日で最後だって
ちゃんと覚悟してきたからo
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