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夏の絆
作詞 天川 蒼哉
  夏の青空に想いを馳せる

  涙の別れの瞬間(とき)からずっと

  あの日空に架かってた虹が

  今も僕らを繋いでる




  空に浮かぶ雲を
  共に追いかけてた少年時代
  届くわけは無いけれど
  届くと信じて手を伸ばしてた


  蝉の声をBGMに
  草の絨毯の上に寝そべる僕ら
  ―\いつまでも一緒にいよう―\
  その時二人で小さな誓いを立てた




  僕達はどんな時でも一緒だった

  笑う時、泣く時、いつだって

  あの日交わした約束は

  千切れはしないと信じてた




  十\七回目の夏が来て
  君から引越す事を告げられる
  思考回路が追いつかない
  何かの悪い冗談だろ?


  二人のあの日の約束は
  雨の中、儚く脆く溶けてった
  二人、傘をさすのも忘れてて
  僕らは雨にうたれてた




  涙を雨に見せかけごまかして

  僕は俯く君へと傘をさす

  これ以上濡れないように

  君の心が雨で冷えない様に




  悲しみの別れならばせめて
  旅立ちの時は晴れて欲しいんだ
  君の心に雨は降らせたくないから
  君の心は晴れていて欲しいから・・・・・




  次の日天気は曇り模様
  早起きしてホームへ駆けつけた
  別れの電車が到着し
  君は涙を流し、乗り込んだ


  旅立ちの電車は出発し
  窓から君は手を伸ばす
  届くわけは無いけれど
  届くと信じて僕は力一杯、手を伸ばした




  旅立つ君を涙と笑顔で送り出す

  また会えることを信じて電車を見送った


  気付けば空は晴天で


  綺麗な虹が架かってた




  夏の青空に想いを馳せる

  二人の別れの瞬間(とき)からずっと

  あの日空に架かってた虹が

  今も僕らを繋いでる



  千切れることの無い思い出が


  青空の下、僕らを繋いでる

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 夏の絆
公開日 2005/07/13
ジャンル ポップス
カテゴリ
コメント お初になります。天川 蒼哉(あまかわ そうや)です(*゜▽゜)ノ 作品の内容は「友との別れ」です。友達の性別は、男女、両方想像して書きました。今後、共によろしくお願いします。
天川 蒼哉さんの情報
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