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0.75人前
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作詞 黒翼色 |
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この世に完璧な人間は存在しない
絶対何処か何か欠けているんだ
それは誰にもわからないものだったり
誰でもわかるものだったりする
もし、完璧が1だったとしたら
人間は皆、0.75という値なんだ
完璧な人間なんて架空の存在で
皆、何かが欠けているんだ
それは身体の一部であったり
心の一部であったりする
1でもなく0.5でもなく0でもない
0.75って中途半端な値を持つ人間
0.25という値の分だけ何かが欠けていて
欠けているものを手に入れることはできない
それが身体の一部だったら手に入るかもしれない
見えないものであれば手に入れることはできない
手に入れたいと思っていても現実は残酷なもの
どんなに望んでも手に入らないことがある
莫大なお金を出したって手に入れることができない
神に祈っても神はそんな望みを聞いてはくれない
人間は何処か何か欠けていないといけない生き物
完璧になってしまったらら私たちは生きられなくなる
全てのものを壊し、乱し、哀れな姿へと変えてしまう
何かが欠けているから私たちはこうして生きている
何かにぶつかったり、失敗したりすることそれは
自分の力を高めること 自分の強くすることへと繋がる
完璧であればこんなことはなく、定められたものしか受け入れない
何かが欠けているから私たちは喜怒哀楽という感情を持っている
完璧な人間 それは本当の人間じゃなく偽者の人間で
何か欠けている人間こそ本物の人間と言える
何か欠けているから一人じゃ生きていくことができない
何か欠けているから人と人同士でふれあうことができる
何か欠けているからこそこの世界は成り立っている
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