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逢いたい
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作詞 朔螺 |
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拙い言葉で
語る夢
小さな僕等の夢は、
空に届くほど、
大きかった
<ずっと一緒にいよう>
何気なく交わした口約束
絡めあった、
細い小指
僕等のささやかな約束
だけど僕等は、
約束を果たせなかった
愛してるとか、
好きだとか、
そんな言葉は要らない。
ただ、
傍にいるだけで、幸せだったのに
君は、もういない
泣いている君を、
慰めた
大きな声で歌った唄は、
悲しいくらい、
切なかった
<いつまでも、笑っていよう>
抱きしめた君から伝わる体温
交し合った
小さな口付け
僕等の僅かな思いを込めた
でも僕は、
君を護れなかった
愛してるとか、
好きだとか、
そんな言葉を伝えたかった
でも、
君は消えて、僕は残されて
君に、会いたい
ねぇ、
もう一度会いたいよ
君に、伝えたい
『世界で一番君を愛してる』
愛してるとか、
好きだとか、
もう、君には伝えられない
それでも僕は、
君の温もりを忘れない
約束した、あの日の空を、
僕は忘れない
僕等の、約束
君に、会いたい
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