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たからもの
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作詞 r.hikaru |
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夕方の飛行機雲を 二人肩を並べて眺めていた
優しく触れる肩を 微かに聞こえる息遣いを
宝物のように感じていた まだ幼かった日々
時間が経つと 蕾は花と化し
距離は遠くなるばかりだった
見えないゴールは 確かにそこにあったのに
いつになったら また笑えるだろう
隣にいる君を そっと抱きしめられるだろう
もう少し時間を下さい もう少し まだ子供のぼくに
寂しさを紛らわしたのは 自分が弱いと分かったから
優しく靡く髪を 抑えながらまだ空を見上げる
宝物のような毎日は いつのまにか遠い
君がいつか 見えなくなる
不安は無限大に広がり続けた
「愛」という字は 胸に沈みかけてしまった
いつになったら また笑えるだろう
隣にいる君を そっと抱きしめられるだろう
これ以上急かさないで このままじゃ 進めないから
分かっていたんだ 自分のことなんだから
もうだめで 頑張る術もなくて
我武者羅にいけばいいなんて ただの気休めだったんだ
いつになったら また笑えるだろう
隣にいる君を そっと抱きしめられるだろう
ゴールを見つけることなんて それを追いかけることなんて
いつのまにか遠い そんな宝物を
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