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オオカミ少年
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作詞 鳴瀧桜莉 |
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嘘なんてほんの少しの我が侭
気付いてほしくて気付かれたくなくて
矛盾だらけの数々の嘘の山
登りきることが出来たなら許してくれるかな
この偽りで創られた僕という存在を
僕は本当は正直で誠実なんだ
こんなことを言ってみても誰も耳を貸さない
通り過ぎて行く人は僕を軽蔑した目で睨む
「この嘘つきめ」冷めた瞳で訴える
誰も僕を振り返ってなんかくれない
僕はいつの間にか重ね着し過ぎていた様だ
一人の少女が振り返り問いかける
「そんな格好で恥ずかしくないの?」
言葉を残して去って行った
無性に哀しくなって服を投げ捨てた
残された僕の目の前には沢山の山
嘘というレッテルを掲げた高き山
そして足下には衣服の残骸
僕はまるでオオカミ少年いつか自爆するのだろう
嘘なんて所詮我が侭誰か気付いてくださいこの僕に
偽りの罪を償うには山を登りそして後ろを振り返ろ
矛盾だらけの僕の嘘
とりあえず目の前には高き山
登りきることが出来たなら僕は振り返ってみるよ
だから誰か立ち止まって僕の存在を許して
嘘の裏の気持ちなんてわかってくれなくてもいいから
通り過ぎた後に少しでも思い出して
あぁ、そういえば我が侭なオオカミ少年がいた
僕は今から偽りを、罪を償ってみせるから
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