|
|
|
紫陽花
|
作詞 氷咲 月 |
|
刻まれた決して癒えない傷痕 傷は消えても心に残り
ひたむきだと 呼ばれる紫陽花のよう
雨の季節に訪れる奇跡
微笑みの世界へと誘って(いざなって)
果てしない藍(あお)が愛を乞い
移ろいながらも冷酷に
打たれる姿はただ美しい
この藍に比べたら なんてちっぽけな手のひら
ふりかざして これが私の 最後の涙と償いの誓い
小さく静かに零れる雨音 音は止んでも心が病んで
心の中 未だ続く雨模様
運命(さだめ)なんて安っぽい言葉で
微睡みの世界へと誘って
安心を武器に惑わして
誰もいなくならないように
作り物の笑顔を貼\り付けた
この空に比べたら とてもちっぽけな手のひら
振りかざして それが私の 最後の勇気と抵抗の証
|
|
|