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雨の夜
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作詞 ●カプチーノ● |
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あの夜を あの曇った月が浮かぶ夜を
繰り返すようで耳をふさぎたくなる
雨の夜は なぜか切ない
明日になって 目が覚めたとき
あなたのことを全て忘れていたとすれば
必死であたしは探すでしょう
記憶にない愛した人の名前を
雨音にかき消されそうな弱い声を
きっと探す理由さえ わからないまま
あの夜を あの星の見えない寒い夜を
呼び起こすように響くしずくのリズム
雨の夜は いつも切ない
伸ばした指先 届かない
愛されることを全て忘れてしまったとき
必死であたしは探すでしょう
不器用に伝え合った温もりを
雨から守ってくれるような強い腕を
きっと愛したのは あなただけだったと
頬に落ちた一粒の雨
悲しみを知ってほしくて 抱きしめてほしくて
あなたに会えることをただ願ってる
まるで あたしの涙のようでした
必死であたしは探すでしょう
時と共に冷め続けてく熱を
雨に溶けた最後のひとときを
きっと雲の多い夜を過ごすたびに
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