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アンドロイド
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作詞 ryok |
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感情の薄くなったアイツはいった
「俺はアンドロイドさ」
なげやりじゃなくて自分に言い聞かせるように
人と上手く会話できないアイツがいった
「シュミレートしないと話せない」
どこかあきらめたような顔をして
思い出が少ないことに気がついてアイツがいった
「他のヒトとは記憶の仕方が違うんだよ」
[忘れない思い出はただの記録 忘れるから記憶というんだ だから残そうこの十\字架に…]
いつか誰かが言っていたそのセリフに哀しく笑った
まだ痛み出す左肩につけた十\字の傷痕を抑えながら
だんだん生きるのをやめるようなアイツはどうあがいても人間
それはアイツ以外の誰よりもよく知っている
心を閉ざしかけているアイツ
自分をなくしかけているアイツ
意味を失いかけているアイツ
気力の薄れかけているアイツ
言葉に出していわないけれど お互いよく似てる
全く違うタイプのようで 変なところで似ている
おもしろいもんだ そう思っていた
この世を見離すようにアイツがいった
「全部消えればいいのに」
ほんとは自分も一緒に消えてしまいたいから
生きていたくないアイツはいった
「今ならいつ死んでもいい」
昔はあんなに嫌がっていたのに
「でも人にメーワクかけらんないな」
一番最後のいらない気遣いに見せかけた弱さだ
危機を感じてアイツはいった
「衝動的にナニカしてしまうかもしれない」
殺したり とつぶやいた
でも何を殺すの? 他人 物 自分
「じきに壊れるかもな」
そうなればいいような口調でアイツはいった
「俺アンドロイドだから」
I\'m a android. You know it\'s mean.I have losting my feeling,
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