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雨上がりの自転車
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作詞 羽奈々 |
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暗く囁く雨が過ぎ去っていった午後に
『虹が出るといいね』と言う人々
人は街中自転車で駆けるようにして
自ら泥の中へと突き進んでた
人は笑う だけど行く 何でだろうな
人が泣いたら 始まるって言うけど
誰を待ったらいいのかも判らないんだ
僕は新しい世界を待ってる
僕の手にはまだ 幼さが残ってる
そして離れないや
長く閉ざされた空間が開かれたときは
思い切り自転車で駆け回ってみようか
僕ら昨日の事をまだ根に持つように
我先へと水溜りへと飛び込んだ
僕は行く 誰のために? 何のために?
自分が泣いたら 何もないけど
人が泣いても 優しい姿があるだけだ
やっと 手にしたものが幻なら
全て僕は嘘として 話すんだろうな
霧が出てても
乗り出したときから フルスピードで
不安と云う名の 囁きを今消そうか
きっと 嘘なんてことはないけれど
すべて人の為 だなんて言うだろうな
それで 雨上がりごろの街中を
自転車で駆けてみよう 一人でも二人でも
それが嘘でも 僕ら行くんだ
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