|
|
|
jender game
|
作詞 broke |
|
刀身のないサーベルで
また自分を傷つけた
いやそれは傷ついた「ふり」を
していただけなのだろうか
自分が愛おしくて仕方ない
人間ではいたくないと
鏡を見るのはもうやめた
向き合うのが怖かった
嘘のつけない魂で
いれたらいいなと呟いた
それに大それた意味は持たせず
酸素に少し漂わせた
実体のないこんな世の中に
打ちひしがれていく我が身を
どこかで第三者としてみていた
情けなくて 信じれなくて
今、秒針が刻むリズムが
鼓動と重なった
そうやってまたこれからも
一つになれるならいいけど
狂った針を巻き戻すのには
あとどのくらいかかるだろう?
決して短くはないだろうから
飴玉でも口に・・・
これ以上くだらない茶番を
見ていられないよと駆け出した
そんな一歩踏み出せた自分を
我が身で撫でて満足してる
ああ僕はなんて枠の中
一つのピースにもなれない
いってみるけどまた自分が
出した酸素を吸って喜ぶ
利己 自欲に追いかけられ
僕のなか一つ芽生えたんだけど
それが具体的に何なのか
自分でもわからずそれを踏みつけた
跳んだあとくる振動が
この意味のない行動の反動ならば
いっそ何もかも投げ出して
暗闇からでるのを諦めようか
そうかまた自分に鞭打って
必死でもがいて頑張ろうなんて
それができてる僕ならば
闇にはまるよしもないだろうに
連続ドラマ 一つ逃した
積み木の土台が崩れた
今の僕の心は
負け続きのジェンダー・ゲーム
答申のないサーベルに
悲しくも「どうだ?」と問いかけた
「まってたぜ、ずっと。
自分に向き合えるお前をずっと。」
やっと刀身が芽生えた
ああ なるほど笑えてきた
剣は脆く 朽ち果てそうだったが
透き通ってきれいな
刃(やいば)だった...
|
|
|